プロジェクト概要

浜松町ビルディング(東芝ビルディング:東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として、
BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)では、2021年10月に着工したS棟と、2027年度着工のN棟からなる
ツインタワーの建設を予定しています(竣工予定時期:S棟2025年2月、全体2030年度)。

区域面積約4.7ha 、高さ約230m、延床面積約55万m2に及ぶ当街区は、
オフィス・ホテル・商業施設・住宅等で構成され、東京湾岸部の新たなシンボルとして、東京の景色を一新します。

所在地東京都港区芝浦一丁目1番地1号他
用途S棟:事業所、商業施設、ホテル、駐車場
N棟:事業所、商業施設、住宅、駐車場
延床面積550,450.80m2
敷地面積40,104.29m2(12,131.55坪)
階数S棟:地上43階 地下3階
N棟:地上45階 地下3階
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
事業主体野村不動産株式会社
東日本旅客鉄道株式会社

アクセス

  • 都営地下鉄「大門」駅利用
    新宿駅へ直通16
  • JR「浜松町」駅利用
    東京駅へ直通6
  • JR「浜松町」駅利用
    渋谷駅へ直通19
  • JR「浜松町」駅利用
    品川駅へ直通6
  • 都営地下鉄「大門」駅利用
    六本木駅へ直通6
  • 東京モノレール「浜松町」駅利用
    羽田空港第3ターミナル駅へ直通13

※掲載の分数は日中平常時のもので乗換え・待ち時間は含まれません。※掲載の情報は2021年10月現在の情報です。

本プロジェクトは、JR「浜松町駅」と東京モノレールの「浜松町駅」から雨に濡れずにアクセスが可能。
さらに都営地下鉄「大門駅」とゆりかもめ「日の出駅」を加えた計4駅6路線が利用可能。
羽田空港・成田空港へのダイレクトアクセスも可能であり、グローバル化が進むビジネスをサポートする立地です。

設計者
槇文彦

芝浦運河、日の出桟橋を介して東京湾を一望するこの敷地に建設される二棟の超高層は、東京のどこにもない壮大な景観を享受し得るに違いない。
我々はこの場所が浜松町駅から海や田町方面に至る交通ネットワークのひとつの拠点となり、時代とともに緑豊かな環境に包まれ、人と自然が共存しダイナミックに成長していく場になるよう心掛けてきた。

又様々な社会変化に伴って建物の使われ方は多様に変遷していくが、ここに築き上げる環境は時を超えて安定した心象風景をかたちづくっていく存在となるように、芝浦運河側も素晴らしいポテンシャルを秘めた東京湾の自然の恵みを享受できるよう将来に渡り更に進化し続けることを願う。

ここを利用する人、訪れる人々が一度この場所にきたら一生忘れることの出来ない、新しい祝祭性の実現を目指すことを約束したい。

プロフィール

1928年、東京生まれ。東京大学、ハーバード大学に学び、両校で教鞭もとる。
1965年、槇総合計画事務所設立、現在同事務所の代表取締役。
代表作にヒルサイドテラス、スパイラル、幕張メッセ、東京体育館、風の丘葬斎場など。
国外ではMITメディア研究所、4 ワールド・トレード・センター、シンガポール・メディアコープ キャンパス(国営放送局)等がある。
日本建築学会賞、朝日賞、毎日芸術賞、恩賜賞・日本芸術院賞、高松宮殿下記念世界文化賞、
海外からはプリツカー賞、プリンスオヴウェールズ都市デザイン賞、UIA及びAIAゴールドメダル等を受賞。